氷点下の虹

ささやかな日常の記憶… since 2007.10.22

「レクイエム」 モーツァルト

もう10年以上前になるでしょうか。「アマデウス」という映画で「レクイエム」を知りました。鮮やかな才能と華々しい活躍、そして寂しい最期…。アマデウス・モーツァルトの一生を描いた映画です。

数々の素晴らしい楽曲が織り込まれた作品なのですが、私は嫉妬や愛憎でドロドロの暗く重苦しい雰囲気に引き込まれてしまって「アマデウス」=「レクイエム」みたいなイメージが強く残っています。

それ以来、とことん落ち込んだ時、どうしても気持ちが前を向いてくれない時、心が凍えてしまったようなそんな時に「レクイエム」を聴くようになりました。俯いた自分の気持ちとシンクロして代わりに嘆いてくれている気がして。音に身を任せて流されているうちに心が凪いでいく気がして。

ちょっとしたリハビリ…ですか。ショック療法…?失恋した時に失恋ソングを聴きあさる人の気持ちと同じかも。

ここ数年は全然聴いていませんねぇ。元気な時に聴くといろいろ思い出して落ち込んでしまいそうで。
(↑弱っ!! 笑)

いや、それだけ心に入りこんでくる凄い楽曲ばかりなんです。魂の叫びが音にのって渦巻いているような。モーツァルトが天才と言われる所以を身をもって感じました。

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