ささやかな日常の記憶… since 2007.10.22
人は、一生の中でどれだけの過ちを犯すのだろう。正しくないと知りながら踏み出す瞬間を、幾度通り過ぎて行くのだろう。大きくも、小さくも、心に残るしこりを抱えて…。人は、一生の中でどれだけの真実から目を反らすのだろう。何事もなかったことにして、気付かぬふりをして。自分を守るために。大切な誰かを守るために。傷つけ合い 愛し合い何が正しいのか。何が間違っているのか。正解のない道を手探りで歩き続ける。どこへ続くのか、行き先の見えない道を。いつの日か、幕を閉じた私の足跡を辿る人が居たとして、その人は私の人生に何を見るのだろうか。私は、どんな足跡を残していくのだろう… 「どれほど祝福され成功した結婚でさえも、 どこかに親不幸の要素を含んでいるもんだ。」 「人間てのは、誰だってね、相手がいちばん言われたくないと 思っていることを言う口を持ってるんだ。 どんなバカでも、その狙いだけは、そりゃあもう正確なもんなんだから。」
これ読んだ~ 文庫より縦にちょい大きいサイズの本で買ったの。 何年か前なので細かい内容は忘れちゃったけど、 宮部さんの小説は、書く順番の見事さや台詞の素晴らしさにいつも脱帽する思いです。
この本読んだときも、朋子が最後に書いたその言葉に考えさせられたな~。
>さくら 宮部みゆきさん、結構読んでる。 さくらも好きなんだ♪
私、好きな人はとことん好きなのね。 今、うちには、宮本輝さん、東野圭吾さん、宮部みゆきさん、山本周五郎さんの本が多いな。
武者小路実篤さん、遠藤周作さんなども結構ある。 でも、遠藤周作さんは好きなわけではなくて。 どうも肌が合わない宗教感に興味がわいた…って感じかも。 武者さんもそうなんだけど、彼の作品からは大切な言葉をいくつも貰った。
時が経ってまた改めて読んだら、違った言葉に巡り合えるかもしれないね。 当時は何も感じなかった言葉にハッとさせられたり。
だから、本って好きなんだ。
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