氷点下の虹

ささやかな日常の記憶… since 2007.10.22

  • 生と死…。宮本輝さんの作品を通していろんなことを考えさせられました。『星々の悲しみ』もそんな作品の一つです。 「自分がいままさに死にゆかんとしていることを知らないままに死んでいく人間などいないと、 ぼ…

  • 生命とは一体何なのか… 東野圭吾さんってこの手の話多いですね。人格って、人生って、生命って、何をもってそのアイデンティティを確立するのか…。鋼の錬金術師にも出てきました「キメラ」って。 どんな形で生ま…

  • (結末を想像したくない、という方はスルーしてください。) 時空SF的なお話。 命あるもの、形あるもの、時間のベクトルに逆らうことはできない。過去という時の狭間に無くしてしまったものを取り戻すことはでき…

  • 光を奏でる少年とそれに感応する若者たち。色彩感覚に優れ人の発する光を読み取る能力を持つ一人の少年が現代社会に伝えようとしたメッセージ。 オーラ、後光、ひときわ強い光で大衆を惹きつけた宗教の教祖たち。そ…

  • 本当に慟哭しました。凄い…うん、凄い話でした。 当たり前のように続くと思っていた毎日が、信じて疑わなかった幸せな明日が、ある時突然途絶えてしまったらいったい人はどうなってしまうのでしょう。大切な人を傷…

  • つい最近8巻を入手しました。6巻まで出ていた時に出会い続きを楽しみにしている唯一の漫画です。 人に忌み嫌われる「蟲」という存在を恐れることも否定することもしない蟲師ギンコの生き方に、見失っていたいろん…

  • 東野圭吾さんの『幻夜』を読みました。『白夜行』の別カップルバージョンのような話でした。 人生って…一人の人間が歩む歴史って…一人の人間が刻む生の痕跡って…一人の人間の人生に関する記憶って…何? 想う気…

  • 遅ればせながら、ですが、『探偵ガリレオ』ドラマ化ですね。と言っても、ドラマ、見ていないのですが。 福山雅治さんが物理学者の湯川役と聞いて、う~ん、イメージと違うぞ…。ちょっとスマートすぎるんじゃないか…